【糖尿病】健康診断再検査の病院を特定できて、初診日が判明した例
傷病名:腎硬化症による慢性腎不全(人工透析)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金 2級
支給月から次回更新月までの5年間の総受給額:約389万円
相談時の状況
ご自分で手続きをするつもりで年金事務所に行ったところ、最初に行った病院の証明が必要と言われ、かなり前のことで記憶もあいまいだったため請求は無理だと一旦はあきらめていたそうです。
たまたま同じ透析を受けている方と会話する中で、専門家に依頼して請求してみようとお考えになり、ご相談を受けました。
受任から受給までのサポート
何度かお話をお聞きするなかで、健康診断で高血糖を指摘され病院を受診したことを思い出され、それを手掛かりに初診日を特定しました。初診の病院で幸い10年ほど前のカルテが保存されていたため証明書を発行して頂くことができました。また、いくつか病院を転院していたため、通院の経過を確認することに時間がかかりましたが、無事に受給することができました。
糖尿病のように長い時間で進行する病気の場合、初診日の特定とその証明にどの方も大変苦労されます。初診日の証明ができないと、たとえ障害の状態が重くても却下されてしまいます。まさかの時のために、受診したときの記録や診察券・お薬手帳や領収書などは保存しておくことが大切です。
あきらめずに粘り強く手がかりを探すことが大切ですが、ご本人だけでは難しい場合もありますので、専門家である社労士にご相談いただいた方が近道だと思います。
当事務所では、出張無料相談も実施していますので、お気軽にご相談ください。