【知的障害】インターネットで障害年金の存在を知り、当事務所に依頼して受給できた事例
傷病名:知的障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金 2級
支給月から次回更新までの3年間の総受給額:約253万円
相談時の状況
ご両親が、いつまでも世話をできなくなることを心配して、ご本人のために何か良い方法はないかインターネットで調べて、初めて障害年金の存在を知ることができたとの事です。
これまでは、医師に相談したこともないため、知的障害ということについて考えたこともなく、障害者手帳の制度も全く知らなかったとの事でした。
受任から受給までのサポート
出生時からのエピソードについて、特に学校でのご本人の状況がなかなか把握できていないこともあり、当時の友人を探して様子を聞いていただくことや、思い出していただくことに時間がかかりました。
何度かヒアリングを重ねて病歴・就労状況等申立書をまとめ、主治医にもお渡ししてご本人の日常生活状況のご理解をいただきました。
結果
障害基礎年金2級を受給することができましたが、20歳頃に制度の存在を知らされていれば時効による長期間の権利を失うこともなく、ご両親の心配ももう少し軽減されていたのではないかと思うと、制度周知の必要性を痛感します。
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