【うつ病で障害基礎年金2級】初診日のカルテは廃棄されていたが、医師の記憶で証明ができた例
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害基礎年金 2級
支給月から次回更新月までの3年間の総受給額:約230万円
相談時の状況
ご本人は20年以上引きこもりの状態で、ご両親は将来を大変心配されていました。
年金事務所に相談に行ったところ、初診日前の年金保険料未納があり無理だと言われ、半ばあきらめていたそうですが、もしかしたらという思いで相談に来られました。
受任から請求までのサポート
状等をお聴きする中で、初診日と思っていた病院よりも前に、別の病院で診察を受けていたことを思い出されました。しかし、すでにカルテはなく、ご本人も過去の診療の証明となるものや診察券等はすべて処分していたなどで、証明は大変困難な状況でした。それでも、ご両親が何度もその病院に足を運び、主治医に当時の記憶をもとに第三者証明として受診日の書類を書いていただくことができて、ようやく初診日の特定に繋がりました。
ご本人はここ数年間病院での治療を中断していましたが、ご両親の粘り強い説得でようやく病院に通い治療を再開しました。日常生活の実際の状況を詳しくお聴きし、まとめたものを主治医にお渡しして日常生活状況をしっかり反映した診断書を作成いただくことができ、無事に受給が決まりました。
受任してからかなり長期間を要しましたが、あきらめないで良かったと大変喜んでいただけました。
初診日がいつになるかとか、障害等級に該当するかどうかについては、ご本人だけで判断するのは難しい場合もありますので、専門家である社労士にご相談いただくことをお勧めします。
当事務所では、出張無料相談を実施していますので、お気軽にお電話ください。
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